わたしはわが愛する者を呼んだが、 彼らはわたしを欺いた。 わが祭司および長老たちは、その命をささえようと、 食物を求めている間に、町のうちで息絶えた。
主よ、みそなわして、顧みてください。 あなたはだれにむかって このように行われたのですか。 女は自分の産んだ子、 その大事に育てた幼な子を食べるでしょうか。 祭司と預言者が主の聖所で殺されていいでしょうか。
その民はみな嘆いて食物を求め、 その命をささえるために、財宝を食物にかえた。 「主よ、みそなわして、 わたしの卑しめられるのを顧みてください」。
これは夜もすがらいたく泣き悲しみ、 そのほおには涙が流れている。 そのすべての愛する者のうちには、 これを慰める者はひとりもなく、 そのすべての友はこれにそむいて、その敵となった。
君たる者も彼らの手でつるされ、 長老たちも尊ばれず、
われわれの目は、むなしく助けを待ち望んで 疲れ衰えた。 われわれは待ち望んだが、 救を与え得ない国びとを待ち望んだ。
あなたの愛する者は皆あなたを忘れて あなたの事を心に留めない。 それは、あなたのとがが多く、 あなたの罪がはなはだしいので、 わたしがあだを撃つようにあなたを撃ち、 残忍な敵のように懲らしたからだ。
あなたが自分のために造った神々は どこにいるのか。 あなたが災にあう時、 もし彼らがあなたを救えるなら、 立ってもらうがよい。 ユダよ、あなたの神々は、 あなたの町の数ほど多いからである。
ああ、荒された女よ、あなたが紅の着物をき、 金の飾りで身をよそおい、 目を塗って大きくするのは、なんのためか。 あなたが美しくしても、むだである。 あなたの恋人らはあなたを卑しめ、 あなたの命を求めている。
ああ、むかしは、 民の満ちみちていたこの都、 国々の民のうちで大いなる者であったこの町、 今は寂しいさまで座し、やもめのようになった。 もろもろの町のうちで女王であった者、 今は奴隷となった。